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【セミナー報告】暮らし楽しむおうち時間~光と風を生かす住まいの工夫・ライ麦わらのヒンメリづくり~

セミナー概要

【日時】令和3年2月20日(土)14:00~
【場所】すまいるネットセミナールーム
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すまいるネットと兵庫県建築士会女性委員会の共催、摩耶山再生の会の後援で、「暮らし楽しむおうち時間」を2月20日(土)に開催しました。

<第1部> レクチャー「今だから考える住まいの光と風」
前半約60分は、一級建築士の矢代恵氏より、光と風を上手に取り入れる住まいと暮らし方について、レクチャーいただきました。
「窓」の持つさまざまな役割、窓の効果的な開け方や機械換気設備の使い方など、有効な換気の考え方や各家庭の状況に応じた対応方法について、また遮光・断熱・遮熱の取り組みとして、二重窓などの効果的な事例や遮光カーテンの選び方などについて説明いただきました。
さらに、“暮らしのあかり”としてデンマークの素敵な室内のあかりの事例を紹介いただきながら、くつろぎや安らぎを得られる光の位置や色温度などの特徴と選び方について紹介いただきました。

<第1部レクチャー>



 

<第2部>ワークショップ「ヒンメリをつくって飾ろう」
後半約90分は摩耶山マヤカツ・ヒンメリ部の寺戸桃子氏を講師に、「ヒンメリ」をつくるワークショップを行いました。ヒンメリとは、乾燥したライ麦わらを繋いでつくるフィンランドの伝統装飾です。参加者にはライ麦わらなどの材料が配られ、先生の手元の拡大映像をカメラで前に映しながら作り方を学びました。
麦わらを5cmや10cmなど決まった長さに必要な本数だけカットし、糸をつかって編んでいくというもので、作り方はシンプル。しかし、作業を始めると、糸が絡まったり、わらとわらのつなぎが緩かったり、うまく結べていなかったり、繋ぎすぎたり、やってみると思った以上に難しい!アシスタントの方々の丁寧なサポートもいただきながら、皆さん無事にヒンメリを完成させることができました。
コロナ禍で在宅時間が長くなり、ストレスも溜まってくるなかで、住まいの空気環境や光環境などをちょっと見直してみたり、ヒンメリの風になびく様子や光を受けてできる影を楽しんだり、今の暮らし方をよりよくするための新たなヒントをいろいろいただくことができました。

※参加者の皆さまが作った「ヒンメリ」のその後を追いかける「ヒンメリフォトコンテスト」をおまけ開催しました。
応募いただいた作品は、後日公開しますので、お楽しみに!

<ヒンメリ>

<ワークショップの様子>