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すまいのお悩みQ&A

暮らす : すまい環境

  • Q. ヒートショックを起こさないようにするにはどうすればいいのでしょうか

    ヒートショックを起こさないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

    A.

    一番は生活空間全体を暖めることですが、なかなか難しいことです。そこで簡単にできる方法としては、ヒートショックを起こしやすいと言われている、トイレ・洗面・浴室に暖房設備を設置することです。最近では、様々な暖房設備が開発されていますので、用途や部屋のスペースに合わせて取り付けてみてはいかがでしょうか。また、お風呂に入る前に浴槽のふたを開けておく、シャワーを出して湯気で浴室を暖めておくのもすぐにできる対策です。

    さらに住宅全体が断熱性に優れていれば、これらの対策はより効果的です。リフォームをお考えの方は、窓を2重サッシに改修するなど断熱改修も合わせて検討してみてはいかがでしょうか。住宅の省エネ対策としても有効です。

     

    2024年09月28日現在

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  • Q. コワーキングスペースや交流の場を作りたい

    WEBでどこでも仕事ができますが、人とのつながりの大切さを感じています。コワーキングスペースや交流の場を作りたいのですが、費用をかけず、場所のストーリーも作りたいと思っています。

    A.

    社会問題にもなっている空き家を、拠点として活用してみるのはいかがでしょうか。

    全国の空き家率は2023年では13.8%でしたが(出所:総務省「住宅・⼟地統計調査」)、2043年には約25%に上昇するとの試算が出ており(出所:2024年(株)野村総合研究所資料)、空き家ビジネスの市場など、注目度も高まっています。誰かが住んできた家を受け継ぎ、すでにある資産を活かすことも、持続可能かつ拠点に付加価値を付ける選択の一つかもしれません。DIYできる部分をイベント化し近隣の方や友人に手伝ってもらうなど、作り上げる段階から関わる人を増やすことは、改修費用を抑えつつ場所の認知度の向上に役立ちます。
    なお、例えば神戸市の『空き家・空き地地域利用バンク』ではリノベーション費用などの補助を受けることができます。公益的活動が対象ですが、条件が合えば、コワーキングスペースや居住スペースと併用できる場合もあるので、詳細についてはすまいるネットまでお問い合わせください。各市町でも空き家の管理・活用に対して支援している場合があるため、空き家所在地の自治体にご確認ください。

    2024年09月30日現在

  • Q. アスベストが使われているか調べたい。

    健康被害をもたらすと社会問題となったアスベストが、自分の住んでいるマンションに使われているかどうか調べたいのですが、どうすればいいですか?

    A.

    アスベストとは、石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれている天然に産する繊維状けい酸塩鉱物です。アスベストの繊維は、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺ガンを起こす可能性がありますが、あること自体がただちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが健康被害の原因となります。

    アスベストが建物に使われているかどうかを調べるには、まず建築士に頼んで建物の設計図書で確認し、現地調査をしてもらってください。その上で、アスベスト使用の疑いがあれば、本当に含まれているかどうか疑いのある部分(試料)を少し採ってを分析します。

    神戸市では、吹付け材にアスベストが含まれているかどうかを分析するための費用や除去等の工事に要する費用の一部を助成する制度があります。

    詳しくは、神戸市ホームページをご確認ください。

    2018年02月15日現在

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  • Q. マンションの購入について

    マンションを購入しようと考えています。物件はまだ検討している段階ですが、何か注意する点はありますか。

    A.

    住む人の生活スタイル、通勤・通学・駐車場など利便性からの立地、広さや間取り、また将来考えられる家族構成、購入予算などを考慮して購入するマンションを選ぶのが一般的です。新築か中古物件にするかについても違いが出てきますし、住宅ローンを組む方も多くいらっしゃると思います。一方でマンションは法律上で区分所有建物と呼ばれ、購入すると区分所有者となります。区分所有者になるとマンションを維持管理するための管理費や修繕積立金を毎月納めることになりますが、金額はマンションによって違いますので、考慮する必要があります。購入予定のマンション自体の管理状況(修繕積立金の金額・長期修繕計画等)についても確認が必要です。特に中古マンションの場合、リノベーション物件でトイレなど最新の設備が設置されていても給水管や排水管自体が老朽化している場合があります。仲介の不動産業者等に水まわりの更新状況も確認をしましょう。

    2024年10月24日現在

  • Q. 「緑のカーテン」について教えて下さい。

    一戸建に住んでいます。植物が好きなのですが、家を覆う「緑のカーテン」があるのを聞きました。「緑のカーテン」について教えて下さい

    A.

    緑のカーテンとは、アサガオやヘチマなどのつる植物を建築物の外側に生育させ、窓を覆うように繁茂させた自然のカーテンをいいます。夏季に太陽光を遮断するとともに、葉面の蒸散の気化熱で建物の温度上昇を抑え、植物が吸収するCO2により地球温暖化の効果もあります。主に冬季に葉を落として日を遮らない落葉性の植物が用いられることが多く、葉がよく茂って高くまで這い登るツタなどの植物が好まれます。鑑賞や収穫等の目的を兼ねてアサガオやキュウリ、トマトなどが使われる場合もあります。

    2018年02月13日現在

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  • Q. 「打ち水」や「壁面・屋上緑化」は、どのような効果があるの?

    最近ニュースなどで、「打ち水」や「壁面・屋上緑化」について効果的と聞きますが、具体的にどのような効果があるのでしょうか?

    A.

    「打ち水」や「壁面・屋上緑化」は、エアコンなどの消費エネルギーを削減し、地球温暖化の防止策として注目されています。

    まず「打ち水」には、道路などの埃が舞い上がるのを防いだり、夏場には気化熱による冷却効果があります。気化熱とは水が蒸発する際に接している部分から熱を奪う現象のことをいい、1平米あたり1リットルの水を撒けば、約2℃の冷却効果を得ることができると言われています。

    「壁面・屋上緑化」も打ち水と同様、植物の蒸散による気化熱での冷却効果があり、他にも太陽光の遮断や断熱などの効果があります。

    2018年02月13日現在

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  • Q. 雨水貯留タンクやコンポスターについて教えてください。

    ガーデニングが趣味ですが、趣味友達から環境にやさしい雨水貯留タンクやコンポスターというものがあると聞きました。どんなものでしょうか?

    A.

    雨水貯留タンクは屋根に降った雨水を、雨樋に管を直接取付けてタンクに一時的に貯留し、通常は散水や洗車、トイレの洗浄に使用するとともに、災害などの緊急時に非常用として利用するものです。水道代の節約と併せて、災害への備えにもなります。

    コンポスターは微生物によって生ごみを分解し、堆肥として処理する方法です。分解方法としては、好気性微生物を使う好気型と嫌気性微生物を使う嫌気型の2種類があります。

    好気型は良質な堆肥が得られ、悪臭が少ないなどのメリットがありますが、温度調節や撹拌、送風が必要となり、機器が高額で電気代などのランニングコストがかかるなどのデメリットがあります。嫌気型は常温での分解が可能で、電気も使用しないため手間、費用はかかりませんが、悪臭が出るというデメリットがあります。

    2018年02月13日現在

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  • Q. シロアリ被害の予防方法は?

    先日知人の家がシロアリの被害があったことを聞いて、少し不安になりました。シロアリの予防方法や、わかりやすい予兆などもあれば教えてください。

    A.

    シロアリ被害は、気づいたときには手遅れになっている場合が多いため、まず予防策を講じることが大切です。シロアリは湿気が多く、風通しの悪い場所を好み、そのため浴室や台所の床下でよく発生します。床下は風通しをよくすることを心がけ、換気口の前に植木鉢などの風通しを悪くするモノを置かないようにしましょう。また建物周辺に木杭や腐朽樹木などがあると、ここからシロアリが繁殖する場合がありますので、注意してください。

    新築する際の予防方法としては、防蟻処理された材料を使用する方法がありますが、年数がたてばやがて防蟻効果も薄れていきます。日頃から身近にできる予防策を実践しましょう。

    廊下や外壁の木材に穴が開いていたり、隙間に土が詰まっていたり、床下などに土でできた筋(蟻道)や羽アリを見たなどの症状がある場合は、すでに被害にあっている可能性がありますので、できるだけ早く専門業者による調査を行いましょう。 シロアリ駆除専門業者の紹介については、下記にご相談ください。
    兵庫県ペストコントロール協会
    日本しろあり対策協会

    2018年02月13日現在

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  • Q. カラスの被害で困っています。有効な対策を教えてください。

    最近カラスが増えたせいか、カラスにベランダやごみ置場をあらされたりして困っています。何かいい対策はありますか。

    A.

    カラスに対する具体的な対策として、
    下記のようなことがあります。

    (1)ベランダ

    ・餌を隠して蓄える「貯食」という習性があるので、植木鉢など隠し場所となるようなものを置かないようにする

    ・針金ハンガーを巣材として使うので、洗濯物を干さないときはしまうようにする

    ・ごみ箱を置く際には、ふたつきの容器を使う

    ・すぐ逃げられないような危険な場所には近付かないので、手すりなどに1m間隔にテグスを張る

    (2)ごみ置場

    ・周囲にネットを設置し、石やロープなどで固定する

    ・ふたつきのゴミBOXに替える

    ・人が頻繁に来るところには近付かないので、ごみ出し時間を守る

    ・視覚で食べ物を判断するので、生ごみを袋に入れる際は新聞紙などでくるみ、外から見えないようにする

    CDや目玉模様の鳥除けを置いているのをよく見かけますが、最初は効果があっても、カラスも次第に慣れてきて効果がなくなってきます。頻繁に場所や色を変えるように工夫をして、常にカラスに警戒させるようにしましょう。

    2018年02月13日現在

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  • Q. 不動産登記はいつまでに完了しなければいけませんか?

    家を新築しましたが、新しい家はいつまでに登記を完了しなければいけませんか

    A.

    不動産登記法では建物を新築した際、新築登記である建物表示登記を完成後1ヶ月以内に行わなければならないと規定しています。登記関係書類の作成には、司法書士や土地家屋調査士に依頼しても日数を要しますので、急いで登記の準備をしてください。

    2018年02月13日現在

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  • Q. 省エネにつながる、夏の暑さ対策は?

    例年夏の暑さがひどく、エアコンを一日中つけっぱなしにしていることが多いので電気代が気になります。省エネにつながる、夏の暑さ対策に有効な方法を教えて下さい。

    A.

    夏の暑さ対策として、最近では高気密・高断熱の住宅が多く見られますが、上手に対策を行なわなければ家の中に熱がこもってしまい、快適な住環境とは言えなくなってしまいます。一般的な木造住宅の場合、「窓」などの開口部からの日差しによる熱の侵入が、実に70%程度とも言われています。そして屋根が熱せられることによる熱の進入は10%程度。もちろん、あたたかい空気は上に向かう性質があるので、建物の上に向かうほど熱はこもりがちになります。また、夏だけでなく冬も同じように、外気の影響を一番受けやすいのは「窓」ということになります。ですから、窓から熱が家の中に入り込むのを防ぐことがとても大切なのです。

    窓などの開口部から外気の熱が入り込むのを防ぐ方法として、様々な方法がありますが、ここでは「スダレ」「緑のカーテン」についてお話します。

    日射が直接あたる場所では、「スダレ」「緑のカーテン」は効果的です。

    「スダレ」は窓に直接取り付けるのではなく、窓や壁面から離して設置しましょう。スダレ自身が日射により暖まり、その熱を建物や窓に伝えない工夫です。建物から離れたところで日射を遮ることで、建物とスダレの間を空気が通り抜け、スダレの熱が伝わりにくくなり日陰効果が増します。更にスダレに少し散水することで、スダレの内側は気化熱で温度が下がります。

    「緑のカーテン」は、ゴーヤなどのツル性植物を、窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせてカーテンのように覆ったものを言い、植物の蒸散(植物の中の水が気体の水蒸気となって出ていく現象)という働きのおかげで、散水したスダレと同じ効果があります。

    この他に「窓ガラス断熱シート」や「複層ガラス」などと併せて使うことでより高い効果が見込まれます。

    省エネ対策として、夏の日中は、家庭の電力使用の半分以上をエアコンが占めます。「室温は28℃」を目安に、それを上回らないよう、エアコンや扇風機などを上手に使いましょう。

    ポイントとして、1.フィルターをこまめに掃除する2.室外機のまわりに物をおかない3.室外機への日射を遮るなどがあります。「スダレ」や「緑のカーテン」で室外機を覆えば、省エネにつながる効果的な暑さ対策ができます。

    熱中症には十分に気をつけて、上手に暑さ対策を行ってください。

    2018年02月14日現在

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  • Q. 寒い冬をわが家で健康に過ごすために

    秋が深まり、朝夕の冷え込みが一層厳しくなってきました。これから迎える寒い冬をわが家で健康に過ごすために、どのようなことに気をつければいいですか。

    A.

    日本の家は「寒い」と言われます。それは、「家のつくりやうは夏をむねとすべし」と徒然草に書かれているように、日本の家づくりが、夏の暑さ対策に重きを置かれてきたからと言われています。また、日本人は寒さを我慢しがちですが、室温の低さには大きな健康リスクがあり、元気で暮らすためにすまいの寒さ対策は重要です。

    寒冷地を除き日本の家では冬の間、居室は暖房しますが、トイレ・洗面・浴室などは北側に配置されている上に暖房をする習慣はあまりないので、居室との温度差がかなりあります。真冬ではその温度差が10度にもなると言われています。トイレに行こうと暖かい部屋から廊下に出たとき、ぶるぶるっとしますがこれはヒートショックといって大きな温度差によって血圧が急激に変化し、脈拍が早くなったりして体に悪影響を与えます。ヒートショックは、心臓に大きな負担をかけるため、高齢者や高血圧の人にとっては、心筋梗塞などの原因になり、冬場はこれが原因でなくなる方も多くなっているので、気をつけなければいけません。

    2018年11月17日現在

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