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すまいのお悩みQ&A

暮らす : すまい環境

  • Q. 夏の暑さ対策 エアコンと換気

    マンション住まいで、夏の暑さに困っています。留守中に室内に熱がこもり、帰宅後エアコンをつけても中々涼しくなりません。何かよい対策はありませんか。

    A.

    マンションの多くは鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造という構造で、木造に比べて気密性が高く、断熱性にも優れています。そのため部屋に熱が一旦蓄積されると、その熱が逃げにくく、夏になるとどうしても室内の温度が高くなる傾向があります。帰宅後すぐにエアコンのスイッチをいれたくなりますが、まず窓を開けて部屋にこもった熱気を外に出した後にスイッチをいれるようにしましょう。できれば対角線上に2つの窓を開けて空気を循環させましょう。窓が1つしかない部屋の場合は、サーキュレーター(空気循環器)や扇風機を窓に向けて置き、室内の空気を窓の外へ押し出すようにすると空気が循環します。

    また、換気後もエアコンとサーキュレーターや扇風機を併用したほうが早く室温を下げることができます。

     

    エアコンをつけると窓を閉め切ってしまいます。新型コロナウイルス感染予防のためには換気が大切と聞きますがよい方法はありますか。

     

    おっしゃる通り、新型コロナウイルス感染予防のためには換気はとても重要です。ここで正しい換気の方法をご紹介します。

    まず、1時間に5~10分窓を開けて空気の流れを作ります。できれば、こまめに換気することが望ましいとされています。2時間で1回10分の換気を行うより、1時間に2回5分の換気の方が有用です。上でも挙げましたが、対角線上の2つの窓を開けることが効果的です。また換気中もエアコンはつけたままにしておきましょう。エアコンの消費電力が大きいのは運転を始める時だけで、いったん動き出すとつけたままの方が消費電力は小さいためです。

    また、2003年7月以降に完成した住居には、換気口や24時間換気システムが必ず設けられています。1時間で部屋全体の空気が半分以上入れ替わる仕組みです。電気料金は月に数百円程度ですので、忘れずスイッチを入れておきましょう。

    2021年08月03日現在

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