すまいのお悩みQ&A
-
Q. マンション管理の一部委託方式とはどんな方式ですか?
分譲マンションの管理方式のうち、「一部委託方式」とはどういう方式ですか?
A.分譲マンションの管理方式としては、大きくは自主管理と委託管理に分かれます。
このうち委託管理では、委託の度合いによって「全部委託方式」「一部委託方式」と呼び分けられています。
「一部委託方式」とは、マンション管理に関する実務を管理組合が担いつつ、その業務の一部を管理会社に委託することをいいます。一部委託の中では、共用部分の維持・修繕や管理組合会計などの「基幹事務」を委託するところが多いようです(平成25年マンション総合調査より)。
「全部委託方式」と比較すると、委託業務の内容が減りますので委託費の低減が期待できますが、その分、管理組合の役員の役割が大きくなります。実務の中でどこまでを役員が実施してどこからを委託するのか、管理組合で十分に議論された上で、一部委託を採用されるとよいでしょう。
2018年02月13日現在