すまいのお悩みQ&A
-
Q. リフォーム業者選定のポイントは?
Q.1家を建ててから10年目になります。そろそろ家のリフォームをしようかと考えていますが、どこに頼めばいいのかわかりません。信頼できる業者の選び方を教えてください。(60代女性)
A.A1業者選定のポイントをいくつか紹介します。
(1)まずは、ご自宅の近くに業者がいないか調べてみましょう。
近くの業者であれば、事前の現地確認や、より具体的に工事の打合せをしやすくなります。また、リフォーム後に何かあった場合でもすぐに見てもらいやすくなります。
(2)実際にリフォームした実績や事例を確認しましょう。
その業者の実績や得意分野をチェックすることで、自分の希望するリフォームが頼める業者か検討するのに役立ちます。
可能であれば実際の工事現場を見せてもらい、自分の目で確認しましょう。(3)担当者の対応や誠実さなど見極めましょう。
安心して任せられる業者かどうか、細かい説明があるか、事前調査を十分に行っているかなどを確認しましょう。(4)工事後に不具合があった場合に十分に対応(アフターサービス)できる業者か確認しましょう。
(5)すぐに契約を迫ったり、作業にかかろうとする業者との契約は控えましょう。
すまいるネットには「すまいるパートナー(選定支援システム)」というシステムがあり、一定の条件を満たした建築士事務所や建設業者の名簿を用意しています。会社概要や過去2年間の実績などが公開されていますので、業者選びの参考にしていただけます。
Q.2実際に契約するときの注意点はありますか。
A.2契約する時の注意点をお教えします。
(1)まずは、契約時の金額が適正な価格となっているか確認しましょう。
工事金額が適正な価格なのかを知るためには、1社だけの見積りではなく数社に依頼し、価格の比較検討を行いましょう。
比較検討をしやすくするためには、各業者に工事箇所や工事項目など、同じ内容を伝えるようにしましょう。(2)契約は口頭でなく、契約書を交わしましょう。
工事内容、金額のほか、工期や引き渡しの期日、工事中に問題が発生したときの対処方法、担保期間や工事後の補償の内容など、工事に伴う様々な取り決めについて、明記されているか確認しましょう。
また、契約書に付随する見積書や仕様書など、こちらの要望通りになっているかしっかり確認しておきましょう。
確認の時に変更が生じた場合も、変更内容をきちんと書面で残しておきましょう。細かなことまで、書面で残しておくことが、後々のトラブルの回避に繋がります。2018年02月13日現在