すまいのお悩みQ&A
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Q. 冬場の結露対策
朝起きてカーテンを開けると、窓に結露がびっしり。毎日丁寧に拭きとっていますが、面倒くさくて。どうにか解消したいのですが。
A.結露対策をしていないと、冬場は窓の結露が毎日のように発生するので、ふき取るのが大変ですよね。そのうち乾くはずと放っておくこともあるかもしれませんが、結露を放っておくと大切な住まいや健康に悪影響を及ぼす恐れがありますので、しっかりと対策をしましょう。 結露は、冷たい飲み物を入れたコップに水滴がつく現象と同じで、室内の湿気を含んだ暖かい空気が、冷たい壁やサッシなどに触れて冷やされ、水滴となり付着することで発生します。面倒だからと結露をそのまま放っておくと、家具や壁、床やサッシなどにカビやシミが発生し、ダニの繁殖を招くことで、アレルギー疾患の一因となります。また、内部結露といって、結露は壁の中で発生することもあり、家の土台や柱などが腐り、建物の強度が下がってしまう原因にもなります。このように、住まいにも健康にも悪影響を及ぼす恐れがありますので、面倒ですが、結露した部分はとにかくこまめに拭き取り、放置しないようにし、日ごろから結露を発生させない対策をしましょう。2024年10月19日現在
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