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すまいのお悩みQ&A

暮らす : すまいの安全対策

  • Q. 木造の長屋住宅も無料で耐震診断ができますか?

    自宅は木造の長屋住宅なのですが、この場合も無料で耐震診断をお願いできますか

    A.

    長屋の場合は、一棟の所有者(家主)がお一人であればその所有者の申込みで、一棟の所有者が複数の場合は所有者全員の

    同意をいただいたうえで実施することが出来ます。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2021年04月02日現在

  • Q. 地震に備えて家具固定をしたい。市販の家具固定グッズで大丈夫?

    地震時の家具の転倒による被害が心配なので、家具を固定しようと考えています。職場の友人は、工務店に家具固定を依頼したと聞いたのですが、ホームセンター等で販売されている家具固定グッズを利用する方が手軽にできるのでは、と考えています。(30代男性)

    A.

    近い将来に発生が予想される南海トラフ地震では、大きな横揺れが数分間続くと言われています。大きな家具や倒れやすい家具を固定しておくことは、家具転倒による被害を防止したり、逃げ道を確保する上でも非常に有効ですので、すぐに取り組まれることをおすすめします。

    ホームセンター等で販売されている突っ張り棒タイプの器具は、手軽に家具を固定できる手段のひとつですが、天井がしっかりとしていて、家具との隙間を設けないように設置しないと効果が期待できないので、注意が必要です。また、金具などで柱や壁に家具をネジで固定する方法は固定効果が高いのでおすすめしていますが、下地が入っていない壁に固定するなど、誤った方法では効果が十分に得られません。わからない場合は専門家に固定してもらいましょう。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月14日現在

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  • Q. 突っ張りポールやたんすの下に敷くプレートの効果は?

    家具の固定に「市販の突っ張りポール」やたんすの下に敷くプレートなどがありますが、効果はどの程度あるのでしょうか

    A.

    「突っ張りポール」は天井が「吊り天井」で頑丈に固定されていない場合や、固定する位置が家具の前方の場合は、あまり効果が得られないとされています。

    また家具の下に敷く「プレート」については、他の器具等と併用する場合は、ある程度の効果が認められますが、単独では効果が得られないケースが多いようです。

    しろうと判断で家具の固定をしても、効果が得られるかわかりません。大工さんなどの専門家に相談されてはどうでしょうか。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月09日現在

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  • Q. 孫のために耐震改修をしたい。どれくらいの費用がかかる?

    最近、娘に可愛い孫が生まれ、家に遊びに来てくれるようになりました。しかし、自宅は昭和40年代に建てられた木造戸建住宅で、過去に耐震診断した結果、「倒壊のおそれがある」と判定されています。費用もかかるため工事に踏み切れませんでしたが、最近娘から地震の時に倒壊の不安があるから孫を安心して実家に連れて行けないと言われています。思い切って耐震改修工事を検討しているのですが、いくらぐらい費用はかかるのでしょうか。また、工事中に仮住まいが必要となると費用がかかるため、住みながら工事をしたいのですが可能なのでしょうか。(60代,男性)

    A.

    工事費用はそれぞれの住宅の状況や工事の内容によって様々ですので一概には言えませんが、過去の例では1戸当たり200万円以下で行われる場合が多いようです。間取りの変更やバリアフリー化など、すまいのリフォームに合わせて補強工事を行うと、時間や費用の面で効率的です。耐震改修費用(設計費と工事費)の一部について各自治体で補助制度があり、神戸市の場合、最大127万円の補助を受けることができます。また、所得税の控除、固定資産税の減額など税金の優遇措置も受けられます。(補助の制度は各市町で異なりますので、詳しくは建物所在地の自治体にお問い合わせください。)

    リフォームや耐震改修工事は住みながら工事できることがほとんどですが、工事実施の前に施工会社としっかり打合せをし、工事の内容やスケジュールを良く理解した上で、進めていくことが大事です。

    「阪神・淡路大震災で壊れなかったけれど、次は壊れるかもしれない」と考えて備えることが重要です。今後、高い確率で発生することが予測される南海トラフ地震に備えて、すまいの耐震化を進めましょう。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月14日現在

  • Q. マンション耐震化促進事業って、どんな補助制度ですか?

    神戸市には「マンション耐震化促進事業」という補助があると聞いたのですが、どういう要件の制度でしょうか

    A.

    昭和56年以前の共同住宅の場合、まず神戸市が実施している無料診断を受けていただくことができます。しかし共同住宅の場合、この無料診断では建物の安全性を十分に判断することができないため、より精密な診断をする必要があります。これが「精密診断」です。

    精密診断は共同住宅の管理組合や所有者が自ら有償で実施する必要がありますが、負担を軽減して精密診断の実施を進めていただくため、神戸市ではその費用の一部を補助する「マンション耐震化促進事業」を実施しています。

    (共同住宅の管理組合や所有者が実施する精密診断にかかる費用の2/3あるいは戸数あたり4万円のうち低い額が補助)

    ただし、事前に申請が必要になりますので、詳しくはすまいるネットまでお問合せ下さい。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月09日現在

  • Q. リフォームとあわせて耐震補強工事をしたい。

    築30年になり、家屋も傷んできたので、リフォームを計画しています。リフォームと耐震補強工事を合わせて考えたいのですが、どうすればいいですか。

    A.

    リフォームは、建物の老朽化や家族の成長、高齢化などをきっかけとして、今の生活を快適なものにするために行います。しかし、いくら快適な暮らしができても、すまいが安全なものでなければ安心して生活できません。耐震性に不安がある場合は、ぜひ耐震補強工事も検討してください。

    リフォームと併せて耐震補強をするためには、まず、耐震診断を受けましょう。耐震診断は、信頼できる建築士に依頼することが重要です。神戸市では、昭和56年5月以前に建てられた住宅を対象に無料耐震診断を実施しています(ただし、一部診断できないものがあります)。診断結果が出たら、これをもとに、建築士などに依頼して、耐震性を考慮した適切なリフォーム計画を立てましょう。リフォームでは、間取りを変えたり、開放的にしたりするために、構造上重要な柱や壁を取り去るということも行いがちですが、地震に弱いすまいとなってしまっては大きな問題です。リフォーム後の耐震性について、建築士や工務店に十分確認し、納得のいくまで説明を受けてください。

    耐震補強工事を行う場合には、工事費の補助や融資、税金控除等もありますので、ぜひご活用ください。

    詳しくは、すまいるネットまでお問い合わせください。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月14日現在

  • Q. 子どもや高齢者がすまいで事故に遭わないための対策は?

    夫婦と高齢の親、まだ幼児の3世代で住んでいます。家のなかでの高齢者や幼児のけがを防ぐためには、どんな対策をしたらいいでしょうか?

    A.

    住宅内の事故で多いものとしては、
    下記のとおりです。

    (1)風呂場で溺れる、転ぶ

    (2)廊下と部屋の段差につまづいて転ぶ

    (3)階段を踏み外して落ちる

    (4)ベランダから転落する

    けがをする人も乳幼児と高齢者に集中しています。事故を防ぐには、ちょっとした工夫で効果を挙げることができます。

    例えば

     ・風呂場、階段、廊下に手すりをつける

     ・床を滑りにくい材料に替える、滑り止めシートを貼る

     ・床の段差にすりつけ板を取り付ける

     ・ベランダの手すりを床から110cm以上の高さにする

     ・ベランダには台になるものを置かない

    などです。 

    事故が起きる前に、早めに対策を講じてください。 

    2018年02月09日現在

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  • Q. 「無料で耐震診断します」というチラシは信頼できる?

    先日、「無料で耐震診断します」という民間業者のチラシが入っていましたが、信頼できる業者でしょうか?

    A.

    住宅の耐震診断については、民間事業者が、チラシの投函や訪問、電話などによる勧誘を行い、無料の耐震診断を行っている場合があります。耐震診断を行うには、本来、診断員の人件費などの経費を要しますが、無料で診断を行うということは、補強工事の受注を目的として、営業活動の一環として行っている場合が多いと考えられます。従って、診断を依頼するかどうかは、ご自身の判断によることになりますが、必ず業者の資格・免許、経歴・実績、所属団体などについて確認し、納得したうえで依頼するようにしましょう。

    また、耐震診断を依頼した場合、その結果をもとに、すぐに補強工事を勧めるような業者には注意が必要です。補強工事を行うためには、必ず補強設計や補強後の診断が必要ですので、十分に注意しましょう。なお、神戸市では、公的な耐震診断として、昭和56年5月以前の住宅(一部対象外あり)を対象に無料の耐震診断(診断費用は神戸市が負担)を行っておりますので、ご検討のうえ、ぜひご利用ください。詳しくは、すまいるネットにお問合せください。

    すまいるネット/すまいの耐震化

    2018年02月14日現在

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  • Q. ピッキング対策など、自分で出来る簡単な防犯対策は?

    最近近所でピッキングによる空き巣被害が出ました。普段からできる防犯対策を教えてください。また、ピッキング以外の空き巣への対策も教えてください。

    A.

    ピッキングは、ドアの鍵穴に特殊な工具を差し込んで錠を開ける手口を言いますが、その他のドアからの侵入方法では、ドリルでドアに穴を開けてサムターンを回す「サムターン回し」や バール等の用具をドアの隙間に入れてこじ開けるなどの手口があります。泥棒は通常侵入に10分以上かかる場合、侵入をあきらめるケースが大半です。補助錠を付けて侵入に時間がかかれば、犯行を諦めさせる効果が高くなりますので、補助錠を付けることをお勧めします。

    また窓からの侵入を防ぐために、窓に面格子を付けたり、ガラスに防犯フィルムを貼り付けるなどの対策が効果的です。

    2018年02月09日現在

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  • Q. 台風対策は何をすればいいの?

    Q1.先日の西日本豪雨を経験し、風雨が怖くなりました。台風シーズンが到来していますし、不安です。被害を減らすために日頃からできる備えはありますか。

    Q2.実際に台風が接近してきたらどうしたらよいでしょうか?
    (40代、女性)

    A.

    地震と違い、台風は襲ってくる時期がある程度予測できます。気象情報で中心気圧や最大風速を知り、万全の対策を立てておきましょう。

    A1.台風が来る前の事前の備えには、

    ①自治体が作成しているハザードマップなどで、建物の浸水等の危険性を確認し、避難場所と避難経路を家族で確認しておきます。

    ②屋根、窓、壁、雨戸からの浸水等に備えて、あらかじめ修理をしておきましょう。

    飛来物などで万が一窓が割れたときの飛散防止に、市販のフィルムを窓ガラスに貼ったり、ない場合はテープで補強します。カーテンを閉めておくのも有効です。

    ③雨どいや側溝、排水口にゴミや枯葉がたまらないように掃除をし、水はけがよくなるようにしておきます。

    ④植木鉢、物干し竿など、飛ばされやすいものは家の中へ。自転車や看板は紐などでしっかりと固定、庭木は支柱をして補強します。

    ⑤懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品や水、携帯電話の充電器、貴重品などを非常用持出袋に準備しておきます。

    ⑥地下室や1階での水害が想定される場合は、土のうの準備もしておきましょう。

    A2.実際に台風が接近している時には

    ①テレビやラジオ、インターネット等で気象情報を入手し、自治体や防災関係機関の広報に常に注意をしてください。

    ②外出は控えて。外出している人は、家族と連絡を取り、早めに帰宅します。

    ③断水にそなえて飲料水の確保をするほか、浴槽に水をためて、生活用水の確保をします。

    ④非常持出品は、玄関や寝室など持ち出しやすいところに置いておきます。

    なお、自治体からの避難情報に関わらず、家の周囲の状況が普段と違うなど身の危険があると判断した場合は、自主的に安全な場所へ早めに避難を行いましょう。

    いざというときに慌てないために、日頃の備えが重要です。屋根や外壁の補修の進め方がわからない場合は、専門家に相談しましょう。神戸市では住まいに関するお悩みについて、すまいるネットの相談員がアドバイスや情報提供をしています。

    2018年09月07日現在

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  • Q. 隣家の瓦が飛んできて、ガラスが割れた。損害賠償請求できる?

    先日の台風の際に、隣家の屋根瓦が私の家に飛んできて、窓ガラスを割る被害が出ました。以前から隣家は台風で瓦が飛ばされており、危険だと思っていましたが、隣家に対して損害賠償を請求することはできませんか?

    A.

    ご相談のケースでは、隣家の所有者が台風で自宅の屋根瓦が外れて飛散するという危険を予見できたかどうかによって、損害賠償請求できるか決まります。危険が予見できていれば、当然屋根瓦が飛散しないように対策を講じる義務が所有者にあります。

    予見できなければ、屋根瓦が飛散したことは不可抗力であるので、所有者に賠償責任は生じません。

    2018年02月09日現在

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  • Q. 我が家のブロック塀はだいじょうぶ?

    大阪府北部地震後ブロック塀が話題になっていますが、我が家も1mほどのブロック塀に囲まれているので心配しています。家と同じ40年以上前のもので、道路側では擁壁も含め2mを超えるところもあります。これまで危険だと思ったこともありませんでしたが、報道を見ているとどうにかしないと、と思っています。(60代男性)

    A.

    まずは、ブロック塀の点検をしてください。点検項目は、

    ①塀は高すぎないか。(地盤から2.2m以下。組積造の場合1.2m以下)

    ②塀の厚さは十分か(2m以下の場合10㎝以上、高さが2mを超える場合は15㎝以上。)

    ③控え壁はあるか。(高さが1.2m超の場合塀の長さ3.4m以下ごとに、高さの1/5以上突出した控え壁が必要。)

    ④基礎はあるか。(コンクリートの基礎があるか。基礎の根入れ深さは30cm以上。)

    ⑤塀は健全か。(傾き、ブロックや目地にひび割れがない。)

    ⑥塀に鉄筋は入っているか。

    などですが、ひとつでも不適合の項目がある場合は、危険な状態です何らかの改善が必要です。④⑤⑥などは、目視だけでは確認することが難しいので専門家に依頼することをお勧めします。

    ご相談の内容では、道路側の塀が擁壁も含めるとずいぶん高く、ひび割れも発生しているようなので危険な状態だと思われます。急いで専門家への点検依頼と同時に、歩行者への注意表示をし、塀に近づけないような対策も行ってください。

    ブロック塀の所有者の皆様は、早急に安全点検を行い、その結果危険性がある場合には、補強や撤去工事を行いましょう。特に道沿いに危険な塀がある場合は、まず先に歩行者へ塀に近づかないよう注意を促す看板や、立ち入れないようロープを張るなどケガ人の出ないようにすることが大切です。

    また歩行者は、地震の揺れを感じたら、ブロック塀には近寄らないということも普段から心掛けておきましょう。

    危険な塀の撤去に補助はあるのか

    自治体によっては、危険な塀の撤去費用の一部を補助する制度があります。補助の対象となる条件や補助金額などは自治体によって異なりますので、まずはお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。

    2018年11月02日現在

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