すまいのお悩みQ&A
-
Q. 高齢を理由に入居を断られた
賃貸住宅を借りようと不動産会社に相談したところ、高齢を理由に相談を断られました。どうしたらよいでしょうか。
A.残念ながら、認知症や孤独死のリスクを恐れて、高齢者の入居を敬遠する不動産会社や家主がいるのが実状です。一方で、そのようなリスクを減らすために孤独死保険を付加したり、安否確認や見守りサービスを利用するなどして、高齢者に物件を貸してくれる場合もあります。入居の条件は、それぞれの物件で異なるので、気に入った物件があったら、不動産会社に問い合わせてみましょう。
高齢者に限らないことですが、すべての希望をかなえる物件はなかなかないものです。譲れない条件、妥協できる条件を整理しておくと、スムーズに話を進めることができます。
高齢になってからの住み替えは、物件探しだけでなく荷物の片付けや整理などで多くの時間と労力が必要になります。住み替えが必要になってから慌てて不動産会社を探すのではなく、時間の余裕をもって元気なうちから考えておくことが大切です。
神戸市居住支援協議会では「高齢者のすまい探しサポート」として、神戸市内の賃貸住宅を探す高齢者を支援する協力不動産会社のリストを公開しています。協力不動産会社を探すには、①神戸市居住支援協議会のホームページでリストを閲覧する、②すまいるネットの相談窓口に問い合わせる、の方法があります。協力不動産会社に相談するときは、まずは電話をして希望を伝えるようにしましょう。2024年10月24日現在